大学院入試の試験科目・時期など
大学院入試の試験科目について
大学院入試の試験科目は、大きく専門科目(臨床心理学・精神医学)、外国語(英語など)、面接の
3つであることが多いようです(まれに臨床心理学・精神医学など下記の他に別の科目も試験内容として
含まれることもありますので、受験校についてはご自身でお調べください)。
専門科目では、臨床心理学や精神医学のほか、臨床心理学の研究に必要な推測統計学の問題が出題されることも
少なくありません。また、臨床心理学以外の基礎心理学として心理学一般が出題されることも多いでしょう。
つまり、多くの場合専門科目とは、「臨床心理学」「心理学一般(基礎心理学)」「精神医学/心身医学」
「推測統計学」などが含まれます。
外国語では、ほとんどの方が英語を選ばれますが、中国語やフランス語、ドイツ語などを
選ぶことのできる
大学院もあります。外国語科目では、長文読解を行ったものを和訳(全訳、もしくは部分訳や要約など)を行う
出題のされ方が多く、大学入試のような文法的知識を細かく問われることはあまりありません。
ただ、テクニカルタームと呼ばれる心理学の専門用語や、臨床心理学や推測統計学などの専門科目の知識がないと
解けない内容の出題がなされることが多いですので、やはりこちらも専門的に学ぶ必要があります。
面接では、「なぜこの大学院を志望したのか」「なぜ臨床心理士になりたいのか/将来どうしたいのか」
「大学院で行う研究について、どのような研究を行いたいのか」などについて尋ねられることが多く、
それらに加えて様々な質問が面接でなされます。大学によって大きく異なりますが、1対1での面接で
行われる場合のほか、2対1や5対1の集団面接、さらにはグループディスカッションを課せられる場合もあります。
試験時期
9月~11月(秋入試)
2月前後(春入試)
入学時期は、通常の大学や大学院と同じく通常4月ですが、試験時期は大きく分けて秋入試と春入試とがあります。大学院によって、秋入試しか試験を行わないところや春入試しか試験を行わないところ、両方行うところがありますので、大学院のホームページをよく調べておくことが必要です。